これは、自分の命式。
年柱:辛酉
月柱:庚子 (癸)
日柱:乙亥
時柱:庚辰
火の五行が一切ない。冬生まれで、命式全体が冷たい。
だから、是が非でも暖めてくれる「丙(ひのえ)」がほしいんだ。
命式に丙が来てくれれば、寒さをしのげる。
でも、丙が回ってきても
結局年干の辛(かのと)と変化干合するから、
一生俺の命式には太陽の暖かさが来ない。
あぁ寒い、火の五行の暖かさが欲しい。
マッチ売りの少女ではないが、
火のぬくもりが欲しい。
俺の命式は、一生冷たいまま。
俺はこのまま冷たく終わる悪い命式なんだ。
28歳の時、僕は結婚した。
一緒にいて一番安心できる相手だったし、
気の弱い僕にとって、
4歳年上の嫁はなんか心強かった。
2014年、僕は四柱推命を習い始めた。
色々勉強が進むうちに、
細かく相性を割り出せるようになった。
ふと気になったので、嫁の命式を割り出してみた。
年柱:丁巳
月柱:丙午 (丙)
日柱:丁巳
時柱:甲辰
「暑い、暑すぎる、なんてメラメラ燃えてる命式なんだ」
「例えるなら、イエモンの太陽が燃えてるだ」
僕が一番欲しい「丙」を持ってるし、
甲(きのえ)もある。
なるほど~!!自分が欲しい十干を全部
持ってるわけだ!!
だから、なんだか安心できたし、
頼りがいのある人だなぁって感じたのか。
僕の命式だと、通変星で丙が来ても
年干の辛と変化干合するから
実際に丙はこないけど、
嫁というパートナーを得て丙を得たのである。
嫁に嫌われるか、僕が手放さない限り、
命式に暖かさが保たれる。嫁がいて良かった。
実は面白いことに、
嫁にとっても僕は役に立っていて、
逆に嫁は暑すぎるので、
冷ましてくれる命式が必要。
通変星で補えないものを人で補う。
四柱推命で、人と人の組み合わせの
重要性を知った。
※補足
丙は太陽を表し、丁はろうそくの火を表します。丙・丁が図で説明されている記事
辛と丙が干合すると、月令が水(壬・癸)の場合、辛が癸、丙が壬に変化します。
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